Learn from Experience & Letter
経験者から学ぶ&交換留学派遣生からの便り

中野 真衣

マレーシア

友達の大切さ

中野 真衣さん

教育学部学校教育教員養成課程
留学期間:2018年 9月 ~ 2019年 6月
留学先:プトラ大学

留学先大学について

プトラ大学の校内はとても広いため、移動することが大変であった。学校内にバスが通っているが、私の教育学部には止まらなかったので自転車を借りればよかったと思っている。イスラム教徒の学生が多く在籍しているため、服装のルールが厳格であった。

学習面について

 単語や英文法の勉強の他、海外のドラマや映画を英語で見て、リスニング力の向上に努めていた。授業は英語で行われるため、リスニング能力がないと授業についていけないと考え、リスニングを中心に勉強していた。また、マレーシアの第一言語であるマレー語を学ぶためにマレー語の授業を履修した。スーパーやレストランで英語が使えない場面もあったため、簡単なマレー語を使えるようになるために、授業以外でも友達に教えてもらったりしていた。

生活について

 留学生向けのゲストハウスに住んでいたため、様々な国の人と交流することができた。キッチンがあったため、日本食パーティーを行ったり、他の国の料理を作ってもらったりと交流していた。文化の違いでルームメイトと口論になることもあったが、しっかりと話し合い、おたがいの意見を尊重するように努めた。食事は、学校のカフェテリアで食べたり、自炊をしたり、友達と一緒に学校外のお店に食べに行ったりしていた。週末は友達と出かけたり、ラグビーの試合観戦に行ったりしていた。また、1学期の半分で1週間の休みがあったりしたため、その休みを使って国内外に旅行に行ったりしていた。移動は主にGrabを使っていたが電車やバスも慣れてきたら使うようになった。

留学で得たこと

 英語力向上はもちろんだが、友達を作るには英語力を気にしすぎてはいけないということを学んだ。マレーシアに来たばかりのころは、自分の英語力が乏しいため友達と話すことが少し怖かったが、現地の友達が一生懸命私の話に耳を傾けてくれたことで話すことに慣れることができた。いかに壁を作らず自然に接することができるかが日本でもマレーシアでも友達を作るのには大切だと学ぶことができた。また、強い精神力を身に付けることができた。日本は道路もトイレもきれいに保たれているが、マレーシアは路上にゴミが沢山捨てられていたり、トイレがすごく汚かったりと衛生面はあまり良くなかった。日本にいたころは、少しでも汚いところは嫌であったし生活できないと思っていたが、これがマレーシアということを受け止めて生活できるようになったし、神経質になりすぎることはよくないということが分かった。